こんにちは。
今回は、日本人が英語を話すのが難しい理由と、どうすれば話せるようになるかについてお話しします。
日本で英語を話せるようになるための勉強法も具体的にご紹介します。
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日本人が英語を話せない理由
1. 環境要因
まず1つ目に、英語を話す機会が少ないということがあります。
日本では、普段の生活で英語に触れる機会がほとんどありません。
ですから、なかなか話せるようになりにくいんです。
2. 完璧主義と恐怖心
完璧に話そうとしすぎてしまうことも理由の1つです。
日本の英語教育はテスト重視。
それでミスを恐れてしまい、英語を話すこと自体に不安がある人が多いです。
「少しの間違いも許されない」という感覚が、英語を話すことのハードルを上げてしまっています。
3. 文法や単語重視の英語教育
ここでも学校の英語教育が影響しています。
文法や単語を覚えることに重点が置かれ、スピーキングやリスニングの練習が少なかったため、会話する力が育ちにくかったのも原因です。
英語を話せるようになるための具体的な勉強法
1. スピーキングを最優先
これから話すことは中学英語の文法と単語ができている人に向けて話します。
中学英語の文法と単語が理解できている場合は、単語の暗記より「自分の話したい内容」を英語で表現する練習が大切です。
実例として、私の生徒のOさんの英語学習法をご紹介します。
Oさんは、英検2級、TOEIC600点を取得していました。
ちなみに英検2級とTOEIC600点は、高校レベルです。
この方は、単語や基本例文を暗記するという勉強法をしていましたが、その勉強法が合っているのか不安だったそうです。
先ほどもお伝えしましたが、中学英語の文法と単語ができている場合は、単語や例文暗記ではなく、「自分の話したいこと」を英語で話せる練習に移行するべきです。
英語の土台があるため、自分の話したいことを文章にする力が備わっているからです。
そこで、自分の仕事に関連する話を中心に、自分で文章を作り、話す練習に切り替えました。
具体的には、20秒間自分の話したい内容を英語で話すという「20秒英作文」を実践しています。
2.普段の会話を思い出して英語にする
ここで20秒英作文についてご紹介します。
やり方はシンプルで、話したい内容について20秒間英語で話し続けることです。
ステップ1:まずは話したい内容を日本語で書きます。
例えば、
A: もうすぐ着くけど、どこにいる?
B: 駅の前で待ってるよ。
ステップ2:それを英語にしていきます。
A: I'm almost there. Where are you?
B: I'm waiting in front of the station.
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他にも、会社の同僚との会話。
A: おつかれさま。コーヒー買ってきてくれる?
B: うん、何がいい?
A: カフェラテでお願い。
A: Hey, can you get me a coffee?
B: Sure! What kind do you want?
A: A latte, please.
いままで自分の言いたいことを英語で文章にしたことのない人が、いきなりこういった英文を作ることはできないかもしれません。
駅の前…って何て言うのかな?、お疲れさまって何て言うのかな…?
そこで、ChatGPTやDeepLを使います。
ChatGPTやDeepLで調べて、知らない単語を少しずつ覚えていきます。
私の生徒さんも、こうやって話せるようになっています。
「自分の話したいことだから楽しい!」
という風に、20秒英作文を取り組んだ生徒さんは言っています。
3.「借り物の英語」をやめ、自分の言葉で話す
基本例文の暗記はであって、借り物です。
ずっと借り物の英語ばかりやっていたら話せるようになりません。
単語は、単語帳で一気に覚えるのではなく、少しずつ自分に必要な単語を増やしていくのがコツです。
よく、話せないのは単語力が足りないからと単語帳を使って勉強している人がいますが、単語帳には普段自分が使わない単語もあるはずです。
そういった単語まで覚える時間を使うのは、効率的ではありません。
4.完璧主義からの脱却
自分で作った英文に不安がある時は、英語が得意な人に確認してもらいましょう。
これで安心して練習に集中できます。
英文は、スラスラ言えるようになるまで練習します。
毎日5分でもいいので、声に出して英語を話してみましょう。
自分の好きなトピックや簡単な自己紹介から始めてみてください。
継続のコツ
1. 小さな目標を設定
例えば「今週は簡単な英語の自己紹介を覚える」といった小さな目標を設定してみましょう。
達成感が出て、継続が楽しくなります。
2. 仲間と一緒に学ぶ
友達や英語学習仲間と一緒に学ぶと、モチベーションを保ちやすくなります。
まとめ
今日は、日本で英語を話せるようになるためのポイントについてお話ししました。
皆さんも、失敗を恐れずにどんどんインプットしていきましょう。
ではでは~!
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