
英語の会議は、英語初心者にとってはとても緊張する場面です。
私もいきなり発言を求められ、ドキドキして「えーっと…何て言うんだっけ?」ってなることがよくありました(笑)。
今回は、そんな時に役立つフレーズや対策を紹介します。
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1.陥りやすい「わな」:完璧主義に気をつけよう!
まず最初に陥りやすい「わな」についてお話しします。
英語で話すとき、「完璧じゃないとダメ」って思っていませんか?
間違うことを恐れて意見を言わないことがよくあります。
例えば、「I arrive in the airport」と「I arrive at the airport」で悩んでしまい、どちらが正しいかを気にしすぎて話せなくなる人もいます。
実は、そんな細かいことを気にしすぎなくても大丈夫!
文法が間違っていても、相手はちゃんと理解してくれます。
相手が本当に聞きたいのは、あなたの意見です。
ですから、少しくらい間違えても「相手に伝わればOK」「仕事を前に進めることが大事」という気持ちでどんどん話してみましょう!
2.長すぎる説明はNG!シンプルに伝えよう
次に、もうひとつの「わな」は、長すぎる説明です。
会議ではシンプルな文の方が伝わりやすいんです。
長く話そうとすると、途中で自分でも何を言っているのか分からなくなります。
そうすると、聞いている相手はもっと分かりません。
対策としては、短く区切って、シンプルな英文にすることです。
シンプルな英文にすると、パッと口から出てきやすくなります。
例えば、「今月の売上の詳細をまとめた資料をお送りしますので、ご確認のほどよろしくお願いいたします。」を言いたいとします。
英語で何て言いますか?
I will send the sales report for this month.
Please check it.
ここでのポイントは、2つあります。
(1)1文を短く区切って連文にすること。
(2)7割伝われば良しとすることです。
「詳細をまとめた」を省略しています。
ニュアンスまで伝えようとするのではなく、7割伝わればOKとするんです。
短くシンプルにすると、スッと英語が話せますし、相手にも伝わりやすくなります。
3. 自分の十八番フレーズを用意しておく
どんな会議でも自信を持って発言できる十八番フレーズを用意しておきましょう。
これから紹介するフレーズは「超簡単に」自分の意見を言うためのフレーズです。
ぜひ参考にしてください。
① I believe that...
これは意見を述べる時の基本フレーズです。
「I believe that...」の後に自分の考えを続ければ、自信をもって意見を言っている印象を受けます。
例えば、「I believe that this strategy will increase our sales.」(この戦略は売上を上げると確信しています)みたいに使います。
一方、I think... は、確信度が高くない場合に使います。
「I think...」は「〜だと思います」という少し控えめな表現です。
② In my opinion...
自分の意見を柔らかく言いたいときのフレーズです。
私の意見では…という意味です。
例えば、「In my opinion, we should focus more on customer reviews.」(私の意見では、もっと顧客のレビューに注目すべきだと思います)といった具合です。
③ It seems to me that...
これも意見を柔らかく言いたい時のフレーズです。
「私には〜のように思えます」という意味です。
例えば、「It seems to me that the current plan has some risks.」(現在の計画にはいくつかのリスクがあるように思います)といった使い方です。
④ I’m not sure if I agree, but...
「賛成かどうかわからないけれど…」という意味で、完全に同意していない場合にやんわりと伝えたい時に使います。
例えば、「I’m not sure if I agree, but I think we should think about another approach.」(賛成かどうかわかりませんが、他の選択肢も考えるべきだと思います)と言えば、相手に配慮しつつ自分の意見を述べられます。
まとめ
今回は英語の会議で使えるフレーズや、陥りやすい「わな」とその対策についてお話ししました。
緊張しなくても大丈夫!
英語は間違っても、話すことが大事です。
今回のフレーズを覚えて、ぜひ次の会議で使ってみてください。
少しずつでも、自分の意見を言えるようになると楽しくなってきますよ!
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